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Evernote活用法2

Evernoteを記録用とか業務記録用とかに使ってる話。
もちろんこれらの内容はブログ表示させない、未公開の状態。ブログ用のはノートブックが別です。


ボーイスカウトの記録
これはプライベート用に使ってるEvernoteに記録しているもの。
一時期、ボーイスカウト用のEvernoteというのも作ってみたけど、ボーイスカウト用の記録は日本連盟が作ってくれた各団用のドライブに保存するのがいいと結論ついた。面倒だった。

というわけで、個人的に記録しておきたいEvernote利用のボーイスカウト関係はというと。
・私個人の情報(指導者記録)
・隊や団の記録として残さない、こまごまとした呟き(日記ね)
・リーダートレーニングチームにいたときの資料(これは団用のデータではないので、私個人の情報として保管してるけど、保管先に迷ったのでEvernoteにツッコだものがいくつか。)

    
ボーイスカウトのリーダー(指導者)向けに発行されている「指導者手帳」というのがある。
システム手帳のリフィルタイプで、研修記録とか奉仕実績とかetc...を記録するようになっている。
わたしはなぜか3冊もっているのと、記録しておくだけなら、とEvernoteにこの項目を書き留めておくことにした。
そうするとね、指導者手帳に書いた内容を確認しようと思えば、スマホでさくっと検索できるわけよ。
    
そのうち、技能手帳をスキャンして1ページずつEvernoteに画像保管してもいいかな~と思ってるけどまだやってない。
ああ、技能章の本もなくなったから、これ保管しておくと便利かもしれない。
   
必要なときに検索したいのはスカウトソングもあったね。
うん、Evernoteにスカウトソングのノートブックも作ろう。歌詞だけでいいかな、とりあえず。
    
以前、ビーバー隊長だったころにコロナ禍で「おうちスカウティング」というのをやらざるを得なくなった。
そこで公開用のノートをEvernoteに作って、urlを知らせて保護者に読んでもらった。
あ、これもこのブログに持ってこようかな。記事残っていたら。

まだまだ、色々使えるね。

2024年3月10日18時20分 https://pyoblog.postach.io/
#Evernote




オクトーバー・スカイ

2003年05月19日

オクトーバー・スカイ

最近、ちょくちょくレンタルDVDを借りてくる。
あまり内容を吟味しないで、ストーリーを読んでえいやっと借りる事にしている。
たまに面白いのがあたると、詳しい話を知らない方がずっと面白いから。
 
オクトーバー・スカイは、ストーリーを読んだ時大して面白いものとは感じられなかった。表紙も興味深くは感じられない。ほんとに、何となく、借りた1作。
 
ほかに見たい番組もなかった日曜日の午後、ダッチオーブンに夕食の材料を突っ込んで弱火でセットしたあと、ぼんやりとこの映画を見始めた。
 
第2次大戦あとのアメリカの炭鉱の町が舞台。
 
炭鉱会社が、町も、家も、教会も所有している。町の人々はほとんどが炭鉱で働き、子どもたちは成長するとその炭鉱で働く。ごく一部の限られた子たちが、アメフトなどで見出され、大学の奨学金を貰うことで「外」の町に出て行ける。。。人も子どもも、それをあたりまえとして、諦めたように受け入れている町。

そこに住む男子高校生が主人公。
お父さんは炭鉱の監督で、会社と、社員たちの間に立ち、苦慮しながらも炭鉱の男であることに誇りを持っている。
お兄さんはアメフトのキャプテンで、話の途中、大学の奨学金を得る確約を貰う。

主人公は勉強も、スポーツも、人より秀でることのない普通の高校生。いやむしろ優秀な兄と、優秀である兄を愛する父親のおかげで劣等感に苛まれている。

その主人公が、ある夜、はじめて人工衛星の軌跡を見た。
その美しさに魅入られ、自分もロケットを飛ばしたいと思った。でも、町の人は彼を変人扱いする。


父親と息子、母親と息子、そして友人たち。
普遍的なテーマかもしれないけど、これが実話というのがズシンと胸に来る感動物語だった。

知らない内に夢中になり、彼らが飛ばしたロケットひとつひとつが失敗するたびにがっかり、成功したロケットを一緒に喜び、それが山火事の原因として彼らが逮捕された瞬間、悲しさと怒りを感じ...何やってんだ?私は。と、たまに現実にもどりながらも惹き込まれて行く。


一人の女性教師と、校長の対応が目に付いた。
まわりで引き込まれながら支援していく大人たち、そして息子の事をほっとけずに苦慮する両親の対応。

ベンチャースカウトたちを相手するようになってから、私はどうしてもこういった大人の影響が少年たちに与えるもの、に、目が行く。

悪役ではなく、当然の立場を持って少年たちの行動を「正そう」とする大人たち。
彼らが伸び行く瞬間にあると見て、自分では指導できないと告白しながらも 精一杯応援する教師。
子どもたちの情熱に負けて、支援していく方向に流されていく大人たち。

わたしは、どちらにいるんだろう。

#映画 #本 #ボーイスカウト

2024年追記。
ほぼ10年くらい前かな、アメリカ・ボーイスカウトのリーダーのウッドバッチ研修を受けたとき。
リーダーの訓練のひとつとして、この映画を鑑賞することがありました。
リーダーの訓練として、技能だけじゃなくて
こうした「考え方」の訓練していることに驚きました。

そしてこのとき、この映画みていて良かったと思った。
だって字幕なしだったんだもん。


自然は何も語り掛けない。

2003年03月17日

愚か者

2001年の秋、一週間、野営での研修を受けてきた。
その時考えて記録した事を、
先日から瀬戸内寂聴さんのサイトを読んでるうちに思い出した。

※   ※   ※

 最終日にこんなお話をいただいた。
「森の中の植物は、ここに種を落とし、ここで育つ。
あるものは1年でその命を終え、あるものは何百年と命を続ける。
でも変わらないものがある。
植物は、命を得たその場所から逃げ出すことはできない。」

このお話をいただいた間、
好きな方角を向いて自然を見なさいと言われたので
日の昇る東の丘を見上げていた。

私にとっての大きな思いや悩み、喜び、苦しみは
何てこの自然の中で小さなものなんだろう。

泣こうがわめこうが自然はただそこにいる。
批判も慰めもなく、ただそこに同じように存在する。

自然は何も語り掛けない。
答えを頂戴と叫んでも、ただ同じように存在している。
時にはやさしく包んでくれ、時には脅威となる。

※   ※   ※

人と人がにらみ合い、戦い、殺しあってるこの世界。
それを愚かだと叫ぶ人々。
悲しいと泣き叫ぶ人々。
これも必要だと憤る人々。

自然は、そんな時も
ただ、そこに或る。
いいも悪いもなく、
ただ、あるだけ。

#内観