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エイプリルフールデート

2003年04月01日

エイプリルフールデート

今日は珍しく早目に残業きりあげきれたtro。
「出張旅費の精算したぞ~♪」と電話がかかってきた。
そして「そろそろ、3月3日、近いんじゃないか?」

旧暦の3月3日。
ふたりの心の中にある、結婚記念日。
早速カレンダーをチェックすると、今日は旧暦の2月30日だった。
ま、いいじゃん。

あそこがいいね、と待ち合わせて車を走らせる。
途中でアマチュア無線で連絡をとりあいながら、到着。
そこはジャズの流れるカウンターバー式の割烹。

美味しいけど、まぁそれなりのお値段なので
特別な収入があって、てだこ(^o^)亭にもいけない時の
ふたりの夕食デート場でもある。

食べながらお喋り。
めずらしく早目にtroが席を立つ。
外に出てから「車1台にして、美ら島(ちゅらしま)通りのあのBarに行こう。」

美ら島通りなら家から歩いていける。
創作料理とワイン、洋酒が中心。何よりムードがいい。
うふふ、ここがいいって事は、troも「レモンハート」の影響受けた?

どっこい、ちょっと足りなかった、と軽食を食べて
ワイン3杯飲み比べセットを飲み干したら
「飲み足りない」と、私をおいて
また別のとこに飲みにいっちゃった。ぶぅ~
#家族

尊重するという事

2003年03月29日

尊重するという事

朝起きて、TVをつけると 爆撃の映像。戦争のニュース。
爽やかなうりずんの季節にこんな毎日。

画面の向こうでは、真っ白なイスラムの服を着た人々がこぶしを振り上げている。
「異教徒の…」という言葉が聞こえた。

異教徒。
この時代になっても、まだ、この言葉に振り回されるのだろうか。
暗い気持ちで考えながら、ふと、戦争を始めた当の大統領が
イスラム教徒の人々と自分に「違う物の考え方がある」ということを理解してなかったのでは?などと考えてしまった。

国が違い、住む土地が違い、自然が違う。
言葉も違う、言葉で表すものごとの順序が違うこともある。
それを無視して自分の考えを力で押し付けようという考えが、「異教徒」を恐れる最大のものじゃないだろうか。

異教徒という言葉には、何か恐怖感といった響きを感じる。
昔、ビーチで楽しくおしゃべりしていた米国人に「あなたたちはクリスチャンでしょう?」と聞いたら 当然、という顔でうなずいた。
「私はクリスチャンじゃない。」といったら、その場に緊張感が漂った。
身体のでかい、毎日訓練している米兵ですら、ひとりの小さな小娘が異教徒だと口にした途端にこんな風に緊張するものなのか。私はそのことに驚いた。

なぜ、宗教というものが心を柔らかくするものではなく
まるで戦いの理由になるものかの如く扱われるんだろう。
相手の生き方を尊重し、認め、それをベースに友情を築くことはできないのだろうか?

出勤して会社の窓を開ける。
明るい暖かい沖縄の日差しと鳥たちのせわしない鳴き声、
そしてうりずんの心地よい風が吹き付けてくる。
窓の向こうにはフェンスがあり、ゲートで米兵たちが中に入ろうとする車をチェックしている。

米軍基地問題の解決に、沖縄はずっと「対話」で解決しようとしてきた。
決して、銃を持って解決すべしとはしなかった。
相手の立場も世界情勢も尊重しながら、こちらの問題も理解してくれ、尊重してくれと訴えてきた。

それでもまだアメリカは銃を持って解決するのが一番良いといいたいのだろうか。
#内観

カンムリワシ

2003年03月19日

カンムリワシ

宮古・石垣と20日近く出張していたダンナが帰宅した。
持ち帰ったのはカンムリワシの写真。
「あちこちで見かけたよ~」とのこと。
仕事で移動中車道沿いにいるカンムリワシをみつけて
「いた!」「戻るか?」「うん。」
といった会話で、わざわざ車をバックさせて撮ったとのことだった。
同じ鳥でも、自宅にいるインコとはシルエットだけとっても勇壮さが違う
などと考えちゃうのはなぜかな~?(^^;
2003/3/19 日記
#カンムリワシ写真

自然は何も語り掛けない。

2003年03月17日

愚か者

2001年の秋、一週間、野営での研修を受けてきた。
その時考えて記録した事を、
先日から瀬戸内寂聴さんのサイトを読んでるうちに思い出した。
※   ※   ※
 最終日にこんなお話をいただいた。
「森の中の植物は、ここに種を落とし、ここで育つ。
あるものは1年でその命を終え、あるものは何百年と命を続ける。
でも変わらないものがある。
植物は、命を得たその場所から逃げ出すことはできない。」
このお話をいただいた間、
好きな方角を向いて自然を見なさいと言われたので
日の昇る東の丘を見上げていた。
私にとっての大きな思いや悩み、喜び、苦しみは
何てこの自然の中で小さなものなんだろう。
泣こうがわめこうが自然はただそこにいる。
批判も慰めもなく、ただそこに同じように存在する。
自然は何も語り掛けない。
答えを頂戴と叫んでも、ただ同じように存在している。
時にはやさしく包んでくれ、時には脅威となる。
※   ※   ※
人と人がにらみ合い、戦い、殺しあってるこの世界。
それを愚かだと叫ぶ人々。
悲しいと泣き叫ぶ人々。
これも必要だと憤る人々。
自然は、そんな時も
ただ、そこに或る。
いいも悪いもなく、
ただ、あるだけ。
#内観

森に視える。

2003年03月01日

森に見える。

家探し土地探し、合間合間で続けています。
主人が不動産屋さんから聞いてきた住宅。
ここはどうか?と聞かれたとき、言葉が出ませんでした。
家を見るまでもない。
この地域に住む気は、さらさらおきない。
「いい場所だよねー。」
と、皆がクチをそろえて言います。
え?どこが?と、思っちゃうのは私だけ??
それじゃどこが悪いのか自問自答。
  家...じゃない。
  住環境...じゃない。
う~ん、と、その土地を思い出しながら頭の中でなぞる。
子供の頃からこの近くの道を通るのを避けてきた。
なぜ?なぜ?
  森。
  樹。
頭の中にイメージが湧いてきました。
 ガジュマルの樹が生い茂った風景。
そう、そうだ! 森に見えるんだ、あの一帯!
自分でもびっくり。そんな、そんな樹が生えてる場所じゃない。むしろ住宅がずらーっと並ぶ街中の住宅街なのに。
どうして私が反対するのかいぶかしげな主人に、森に見える、と話しました。
具体的にあの道からこの道の間の区間、その間でもここを除く区間は、ウガミの森、または鎮守の森としか感じられなくて、とても住むところと思えないから、と。
「そういやあのあたり、昔は森だったらしい」と主人。
義母に話すと、びっくりして、でも 肯いてくれました。
「そういうの、サーダカーの生まれっていうんだよ。そうね~。あんたわかるんだね~。」
うにゅ。(--; 
実家では家族の中でも霊感が乏しい扱いされてきた私だけど…やはり血は引いてたって事でしたか。
ちなみに、上司にぽろっと話したところ
「おお、そういや あのあたりでね、昔の処刑場があったらしいよ」
と、話を琉球王国時代にまで遡って教えてくれました。
ああ、だから住宅地なのに開発され残った岩場や樹がハンパに残ってるのねぇ。
でも聖地というか恐れ多いというかそんな感じがするだけで、怨念や物の怪といった類のケのある場所じゃない。
それにしてもこんなの、見えるわけじゃなし、ただ不安が寄せてくるだけで何の役にもたたないし…感じなければ誰もが「いいね」って言える家にすぐに住めたかもしれないのに。
ちょっと、不満。
#マイホーム #内観 #能力

最初の土地

最初の土地

沖縄市大里に、「売」の看板を見つけて、主人と行ってみました。
宅地だけど、住宅は壊して、サラ地にしてあるところ。

まわりはアメリカンハウスタイプの平屋建てばかり。
静かな住宅地で、子供の頃住んでた与儀の家を彷彿とさせてくれるとこ。

気に入った!

不動産屋さんの看板たってたんだけど、電話番号が表示されてありません。うーむ、どうやって連絡とれと?困ってしまいます。

後日、義母にその土地を見てもらったところ
「広すぎる。アパート建てるつもり?」
と、言われてしまいました。

昔住んでた与儀の家と同じくらいの広さに感じたけど...そっか、これってそんなに広い方だったのねぇ。全然感覚なし。情けない。

坪単価きいて、諦めました。
2003年2月3日
#マイホーム

マイホーム探し開始

マイホーム探し開始

義母に「やっぱりね、自分の家がいいでしょ。いまのアパートが住み心地良くてもね、自分のものってのとそうじゃないのは、違いは大きいのよ。」と言われたのが全ての始まり。
 
最初は「?」。
それから、やっと意味がわかりました。
何度か主人がニュアンスを漂わせていた話なのね。
 
アパートの住み心地がいいから、マイホームを持つなんて考えてなかったけど...。
そっかぁ。マイホームかぁ。
 
子供の頃、持ち家を転々としてきた変な育ち方をしたせいで、地に足つけた住み方ってのがイマイチわかってないっぽい私。
 
でも、どっしりずっしり地に足ついてる主人を見てると、それもいいだろうなぁ、と考えちゃいます。
 
住むなら、今の住居の近くがいいね。
今のアパートのいいところ、風の通りがよくて空が広くて朝夕小鳥が飛び回る、こんな静かな生活ができるとこ、が、いいね。
 
それに、それに、テントの干せる庭がほしい!
主人との意見は一致。
 
マンションがいい?ときかれて
「どうせ住むなら、小さな家に広い庭のあるとこがいいです」。
いきなり、贅沢なことを言ったりするんです。たはは。
2003年2月1日
#マイホーム